子ども向けイベントを企画する際、なるべく人気が高く集客が見込める企画をしたいものですよね。
しかし、一般的なイベント企画のポイントを押さえていても子どものニーズに沿っておらずあまり人が集まらなかったというケースも多々あります。
そこで今回は、イベント企画担当者様向けに、子ども向けイベントの企画で押さえておきたい集客力を上げる4つのポイントをご紹介します。
子ども向けイベントの大きな特徴は、大人目線ではなく子ども目線でのニーズにこたえなくてはいけないという点です。
子どもは好奇心が強い反面、飽きやすくつまらないものには興味を示しません。
そのため、子ども目線でのイベント企画が非常に重要となります。
また、子どもをイベントに連れてくる保護者へのアプローチも大事なポイントとなります。
ここからは、子ども向けイベントの企画で押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
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子ども向けイベントの定番の1つとして、物をつくったり何かを体験できる知育系イベントがあります。
楽しい知育イベントは子どもの興味を引くだけでなく、保護者の視点からも学習の場として活用してもらいやすいです。
例えば、簡単な職場体験や科学を利用したものづくりなど、楽しく学べるイベント企画は人気が高い傾向にあります。
ただし、知育イベントは内容によってターゲットとなる年齢層が異なるため、どの年齢層の子ども向けイベントにするかを考えましょう。
子どもの興味を引くイベントを行うにあたり、どんなに楽しい企画でもクオリティが低ければ子どもは見向きもしません。
例えば、折り紙を使うイベントでも、幼稚園や保育園でやっているようなツルや手裏剣を折るだけでは意味がありません。
折り紙を使ったランプを作ったり、キレイな切り絵を作れるなど、普段家や幼稚園ではできないような内容にしましょう。
最近では、VRやARアプリ等の最先端技術を用いた体験型イベントもあります。
イベントを定期的に開催するのであれば、リピート率を意識することも非常に重要です。
特に子どもは様々なことに興味を持つため、またイベントに行きたいと思ってもらえるような工夫が必要になります。
例えば、イベントで作ったおもちゃを持ち帰って長く遊んでもらえるようにすれば、またイベントに行って新しいものを作りたいと思ってもらえるでしょう。
人気のイベントは定期的に開催することで、一定のリピート率が見込めます。
子ども向けイベントを行うのであれば、事前に告知をしておきましょう。
告知の方法はさまざまですが、保護者や子どもの目に留まりやすい手法を取る必要があります。
例えば、通学路にポスターを貼ったりポスティングを行うなど効果的な場所や方法でアプローチをすることで集客効果が見込めます。
ほかにも、最近であればSNSやアプリの広告を利用するケースもあります。
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イベントの集客を成功に導く方法と5つのコツとは?
イベントを開催する上で大切なのは、ターゲット層を明確にすることです。
「子ども」でも0歳から3歳まで、3歳以上の未就学児、小学生では興味関心や出来ることも大きく変わります。
イベントの詳細を決める前にメインターゲットの年齢層はどこにあるのかを決まることでよりターゲット層に興味を引き、集客率をアップさせることができます。
何の目的で、どんな目標のために実施するのかをよく考えて企画することが大切です。
子ども向けのイベントは、常設の施設だけではなく様々な場所で行われています。
子どもを連れてくる保護者が訪れやすい場所や気兼ねしない場所がおすすめです。
また、イベントの企画では、「子どもが楽しめるイベントであること」「保護者の満足度をえられること」が最も大切なポイントとなります。
その2つのポイントを抑えた企画にすることを意識しましょう。
ここからは、子ども向けイベントの企画例を12例ご紹介します。
子ども向けの教室では、「作ったものを持ち帰ることが出来る」ところがポイントではないでしょうか。
例えば、スイーツ作り教室では、自分で実際に作ったお菓子を持って帰って食べることで手作りの楽しさを体験することができます。
また、普段親子でじっくりお料理をする時間がない家庭では、家族で一緒に作ることも楽しく感じるポイントになるのではないでしょうか。
ワークショップは子どもが主体的に参加して体験することができるため、教育面でも注目が高い企画です。
低年齢の子ども向けにはキーホルダーなどにシールを貼ったりペンで色を付けたりする工作がおすすめです。
小学生程度の年齢の子ども向けには、はさみを使い小さなパーツを使った工作も興味をひきやすいかもしれません。
また、近年はプログラミングを利用したワークショップも人気です。プログラミングの経験を通して、論理的思考力や問題解決力、想像力などを鍛えることができるので保護者からも人気のあるワークショップになるのではないでしょうか。
劇場やホールなどでプロの演奏や舞台をみるイベントです。
通常のステージショーは子どもを連れての参加はハードルが高いですが、イベントの広告に「子連れ歓迎」や対象年齢を記載し、ショーの名前を「親子○○ショー」のようにすれば子どもを連れて参加する親子の集客率をあげることができます。
また、子どもが好きなキャラクターをゲスト出演させると、開演中も飽きずに楽しむことができるのでおすすめです。
プロの演奏や舞台を見ることで子どもの感性を刺激することができます。
鉄道やバスの沿線を利用して街中を回遊するイベントも人気です。
子どもが好きなアニメとコラボしてスタンプラリーのように各地をまわるようにすると、目的地に行くためのルートを自分で考えてみるなど、積極的に行動することが出来るのではないでしょうか。
全て回るとイベント参加者限定のプレゼントがもらえるなどの特典があると集客にも繋がることができますね。
ワークショップ型イベントは、商業施設や遊園地などで行われることが多く、地域の人々が楽しめる場として開催されることはもちろん、企業が宣伝を兼ねたイベントであることもあります。
自社の製品を使ったものづくりやアート体験など子どもが取り組みやすいものを取り入れることで、子どもだけではなく、保護者への宣伝活動にもなるでしょう。
アウトドア体験では、普段の生活では味わえない、自然を感じられるイベントがおすすめです。
人格形成期といわれる幼児期(2~6歳)から自然の中で遊ぶ習慣をつけると良いとされています。
自然が豊かな場所で行うキャンプファイヤーや天体観測など外での遊びを楽しむ野外遊びのイベントはアウトドア経験が少ない親子でも参加しやすいイベントかもしれません。
また、田んぼや畑で農業体験を行い、収穫した野菜や果物をその場で調理して食べるイベントは、普段何気なく食べているものはどういう過程を経て自分たちの食事になっているのか学ぶことが出来るので、食育の面でも家族向けに人気のイベントです。
自然の中で体を動かすことで身体能力が向上するだけでなく、脳の活性化に効果があり、睡眠の質も高まることが期待されることから、初心者でも参加しやすいプログラムがよいですね。
体験型イベントとは?開催するメリット・デメリットと違いも紹介
化学の実験や物理の実験など、実際に科学に触れられるイベントもおすすめです。
大掛かりなしかけのある実験や、通常家庭では作れないような化学的のおもちゃが作れる体験も人気がでそうですね。
夏休みの自由研究に出来るようなテーマだと、小学生の集客が見込める可能性が高いです。
1年を通して様々な定番行事があるため、その行事の学びも含めたイベントを企画すると子どもの学びに繋がります。
特に企画実施がしやすいものは以下の6つです。
・子どもの日
こいのぼりや兜作りなど、ペーパーアイテムを使用した工作イベントなど
・母の日
お母さんにプレゼントする、お花のアレンジメントなど花に関連したイベントなど
・父の日
お父さんにプレゼントする、お菓子や似顔絵などのイベントなど
・七夕の日
七夕飾りを作る、切り絵のイベントなど
・ハロウィン
ハロウィンの仮装、かぼちゃを使ったランタン作りのイベントなど
・クリスマス
クリスマスツリーにかざるオーナメント作りや、クリスマスリース作りのイベントなど
毎年の定番イベントとなれば、子どもの1年の成長を感じるいい機会にもなりますね。
日本の寄付市場は年々拡大していますが、世界各国に比べるとまだまだチャリティへの意識は低いです。
寄付や募金を集めるチャリティイベントに参加することで、「チャリティ」とはどういうものなのか、会ったこともない人やものを助ける活動はどういうものなのか、学びに繋がるイベントにすることで親子の集客が見込めるイベントになるでしょう。
パフォーマンスショーの中でも、マジックは子どもたちが大好きなパフォーマンスです。
参加型のマジックショーは間近でパフォーマンスが体験できるので子どもの興味を引きやすくなります。
また、絵本の読み聞かせのイベントも人気です。
プロの絵本読み手の読み聞かせは、家で保護者が読む絵本とはまた違った楽しさを感じることが出来るでしょう。
絵本を読み終わった後に、絵本の感想を言い合うのも楽しい時間ではないでしょうか。
室内外、場所を問わず開催できるイベントが宝探しや謎解き型のイベントです。
他の参加者と協力したり競争したりしながら進めることで、想像力や課題解決能力を高めることもできます。
宝探しイベントでは、いくつかのヒントを用意し、一緒に参加している人と協力してヒントを解読するようにすると協調性も育まれますね。
謎解きイベントでは、色々な角度から考えて答えを出すことで柔軟性を育むこともできます。
近年、デジタルアトラクションを使用したテーマパークが各地にできています。
屋内で完結できるため、天気や気温に左右されないところも集客のポイントではないでしょうか。
デジタルアトラクションは、映像を流せるディスプレイがあれば遊ぶことが出来るため、シーズン毎に映像を変えたり、遊ぶゲームをリニューアルしたりすることも簡単です。
子どもが書いた絵を取り込んで映像の中に取り込むことが出来るものなど頭と体を使って遊ぶことが出来る内容が人気です。
いかがでしたでしょうか?
子ども向けのイベントを企画する際は、子どものニーズにこたえて好奇心をくすぐる内容にする必要があります。
楽しい知育イベントであれば、保護者も学習の場として活用してもらえるでしょう。
また、リピート率を意識することでその後のイベントにも再度足を運んでくれやすくなります。
他にも幼稚園・保育園イベントや幼稚園・保育園モニタリングを行っているのでぜひご覧ください。
株式会社エンジン
代表取締役 常盤 亮太
世の中の原動力となるような会社にしたい。
その想いから社名を「エンジン」と名付けました。
また、人と人の縁を大切にし、仁義を重んじること。
そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくこと。
そんな想いも込めています。
当社では、企業=人という考え方が根底にあります。
世の中の原動力となるような会社は当然ですが素晴らしい企業であり、
素晴らしい企業であれば、素晴らしい人間の集団であると思っています。