新商品や既存商品の売上アップのための施策としてサンプリングを検討されている担当者もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際にサンプリングを展開して得られる具体的な効果についてご存知ない方も多いのではないでしょうか。
今回はサンプリング活動を通じて享受できる具体的なメリットについて解説しました。
サンプリングを展開する目的について、併せて参考にしてください。
サンプリングにはさまざまな目的がありますが、主には「認知度向上」「購買を促進させるため」「市場調査のため」の3点にまとめられます。
それぞれについて順番に解説していきます。
サンプリングを実施するうえで知っておくべき3つの目的を紹介。
サンプリングを展開することで、売り出したい商品や企業の認知度を高める効果が期待できます。
また、新規開店する店舗のお知らせチラシの配布もサンプリングの一種であり、存在を知ってもらうことで集客に繋げる狙いがあります。
ターゲットとエリアを絞って配布すると、より効率の良いアプローチが可能となり、その分より高い効果が期待できます。
サンプリングでは、現品やサンプル品を配布し、受け取って体感した消費者の購入へ繋げていきます。
時には現品やサンプル品ではなく、割引券やクーポンなどを配布して、購入意欲をかき立てるのも一つの手段です。
また、サンプリングには商品を試したことはないが興味はある・知っているといった、いわゆる「潜在顧客」が購入しやすいよう促す目的も含まれます。
まずは体験してみないとわからない、自分の好みと合っているか確かめたい、というニーズを持つ方は一定数いるため、そういった方の背中を押す意味でも効果を発揮するでしょう。
サンプリングで購買意欲向上?!マーケティングにおける返報性の原理
サンプリングには、認知度向上や売上アップだけにとどまらず、市場調査にも繋げられます。
配布や告知と同時に、アンケートや簡単なヒアリングなどをすれば、貴重な生の声を収集できるため、今後の販売展開や商品開発に役立てられるでしょう。
あわせて、どれだけの人が購入に至ったのか、反応はどうだったのかといったモニタリングすることも調査で得られる大切なデータです。
目的と被る部分がありますが、サンプリングを展開することで得られる効果としては、大きくは、商品の認知度と理解度をアップし「購買促進を促す」こと。
そして、「消費者のデータを獲得できる」ことがあげられます。
現物やサンプルを実際に試せることで、買ってから失敗したくない、自分に合っているかわからない、という不安を払拭できます。
そこで、自分の好みに合うと判断されれば、次の購入ステップへ繋がりやすいといえるでしょう。
そして消費者のデータを獲得できることについてですが、目的の章で前述したように、サンプリングには市場調査の側面もあります。
アンケートやヒアリングをセットで行うことで、消費者の声を集められます。
テレビや雑誌などのマスメディアを使った販促活動も認知度アップには効果的かもしれませんが、消費者からの直接的な反応を集めることは難しいでしょう。
上記の点からも、生の声を収集できるのは対面で行うサンプリングだからこそ得られる効果といえます。
サンプリングは、手軽に認知拡大効果を狙える手法です。
そのため、商品のプロモーションとして挑戦してみたいという方も多いでしょう。
しかし、サンプリングに適した商品とそうでない商品が存在します。
コストもかかるため、慎重に企画していく必要があるでしょう。
こちらの記事では、サンプリングに適した商品の詳細をご紹介しておりますので、検討されている方はぜひご覧ください。
サンプリングを展開することで得られる効果として、購買促進とデータ収集があることがわかりました。
サンプリングは販促活動の中でもメジャーな方法で、効果的なもののひとつです。
他にも幼稚園・保育園イベントや幼稚園・保育園モニタリングを行っているのでぜひご覧ください。
株式会社エンジン
代表取締役 常盤 亮太
世の中の原動力となるような会社にしたい。
その想いから社名を「エンジン」と名付けました。
また、人と人の縁を大切にし、仁義を重んじること。
そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくこと。
そんな想いも込めています。
当社では、企業=人という考え方が根底にあります。
世の中の原動力となるような会社は当然ですが素晴らしい企業であり、
素晴らしい企業であれば、素晴らしい人間の集団であると思っています。