化粧品のサンプルを配ることで、どれぐらいの人が商品の購入を検討するのでしょうか。
実際にサンプルを使用した結果、商品の購入だけでなく、消費者がどのような行動をとるか、サンプルを配布することで得られる効果を調査しました。
化粧品は、肌に合うものや、使い慣れているものを使用し続ける人が多いもの。
自分の定番の品が決まっているという人がほとんどです。
他の化粧品を試したいと思ったときは、9割強の人が、サンプルやテスターを実際に使ってみてから決めると回答しています(※)。
人気の商品だとしても、自分に合うかどうかは実際に使用してみないとわからないもの。
肌に直接使用するものなので、肌質や体質、使用感など、自分に本当に合うものかどうか、購入前に試してみたいという意見も納得です。
※参考:株式会社アイスタイル(@コスメの企画・運営会社)と株式会社メルカリの共同調査結果
サンプルやテスターを試せないことで、商品が気になっていても、購入を断念してしまう人も多いようです。
9割近くの人が、「事前にサンプルなどで試さずに購入してしまい、失敗した経験がある」とも回答しています。
やはり商品の広告や口コミなどの情報だけでなく、「本当に自分に合うかどうか」をサンプルやテスターで慎重に試してから、購入を検討する人が多いようです。
店頭に用意されているテスターは、使用感を簡単に確認できる便利なものです。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、テスターの使用にためらいを感じる人も増えています。
この傾向はまだ続き、テスターで試せない分、サンプルなどを使って使用感を試したいと考える人も増えているそう。
また美容部員との対面での相談や使用感の確認も、控える傾向が続いている様子。
手軽に使用感を確かめることができるサンプル品の需要は、これからも高まりそうです。
化粧品のサンプルを使用したことをきっかけに、7割近くの人が実際に商品を購入しているという調査結果があります(※)。
そのうち3人に1人が、その商品のリピーターとなり、定番品として使用していると回答しています。
サンプル品の配布は、商品の購入の大きなきっかけとなるのは間違いないようです。
※参考:株式会社ジャストシステム「無料サンプル/無料体験に関する調査」
サンプルを試した結果、安心して商品を購入することで、その商品が定番品(リピーター)となることも少なくないことが調査結果からわかりました。
化粧品などは、使い慣れたお馴染みのものが定番となり、新しいものに変えるタイミングは意外とないものです。
けれどサンプルで実際に使い心地を試せることで、今使っているものとの比較ができたり、新しいブランドや商品を知るきっかけとなったりします。
一度使うことで、商品のリピーターになることも多い化粧品関連は、サンプルを配布することで、商品の販売促進に大きく繋がるといえそうです。
サンプルなどで商品を使うことで、ネットの口コミ情報も自然と増える効果があります。
近年は、商品情報だけでなく、インターネットの口コミ情報をチェックして商品を選ぶ消費者が増えています。
口コミ件数が多いほど、認知度も上がり、商品の人気にもつながる傾向があります。
サンプリングの効果を紹介してきましたが、サンプリングが効果的なのには理由があります。
そちらは返報性の原理と呼ばれるものです。
こちらの記事ではマーケティングにおける返報性の原理についても紹介しています。
興味がある方はぜひご覧ください。
サンプリングで購買意欲向上?!マーケティングにおける返報性の原理
サンプルを使用し、実際の使用感を確かめられることで、消費者がどれぐらい商品の購入に至っているかをお伝えしました。
一度定番化してしまうと、固定の商品をリピート使いする人が多い化粧品などは、サンプルを使えることの効果はとても大きいといえます。
サンプルの配布は、口コミ件数も増えるため、商品の認知度や信頼度のアップにもつながります。
株式会社エンジンがサービスを提供しているPeeKaBooは、プロモーション方法の一つとして幼稚園や保育園、認定こども園などで、販促商品やチラシを配布するプロモーション活動を展開しています。
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