ルートサンプリングは書店などの店舗や病院やネイルサロンなどの施設(特定の場所)を利用し、ある程度の利用者を把握した上で狙った人に商品を試してもらえます。
商品を使っていただくので売上に対する大きな効果が期待できますが、この手法を実行するにあたって意識しておきたいデメリットもあります。
ルートサンプリングのデメリットを紹介します。
ルートサンプリングを行って売上を伸ばしたいと考えている方は実行する前にデメリットをよく確認しておきましょう。
ルートサンプリングを行う場合、学校や施設などを訪問してその中でサンプル品を提供しています。
サンプル品を渡したいと考えた場所に許可なしで入ることはできませんので、責任者の承諾が必要になります。
他に宣伝したいものがあったり、場所を提供するメリットがなかったりすると承諾が降りずに自社の商品を配ることはできません。
自分たちだけのメリットに泳がされず、Win-Winの関係を築けるように工夫することも必要になります。
サンプル品の効果を観測するためには多くの人に使用して貰う必要があり、その分製造コストがかかるというデメリットがあります。
コストとして該当するのは、お客様へ配布するための商品を製造する費用や手渡しで配布する場合には人件費がかかります。
配布して使用してもらえたからといって、次に商品を購入してもらえる保証はなく、売上が伸びない可能性もありますので、短期間では効果が現れにくいことも注意が必要です。
ルートサンプリングに限らず、通常のサンプリングでも同じことが言えますが、ターゲットの選定が重要です。
サンプル品を配布する目的は、その商品やサービスの購入促進や口コミでの広まりです。
そのため、ターゲットの選定で失敗すると上記の2つの効果が得られずコストばかりがかかり、売上を伸ばすことと逆効果です。
ターゲットの選定が終われば配布するのみなので、ルートサンプリングで成果を出すためにはターゲットの選定が重要となります。
街頭や店頭で商品サンプルを配布する場合、ターゲットとなるお客様のセグメントを正しく行わなければ配布コストがかさみます。
商品の見込み客にふさわしい人を見極めて渡さなければ、サンプル品すら使ってもらえず、効果が期待はできないでしょう。
また人力で配布するのであれば、その分の人件費がかかることも想定しコストの調整が必要になります。
ルートサンプリングのメリットについても併せて確認しておくことをおすすめします。
メリットとデメリットを両方把握したうえでルートサンプリングの活用をしていきましょう。
こちらの記事でメリットについて解説していますので、是非確認してみて下さい。
いかがでしたでしょうか。
本記事を読んでいただくことで、ルートサンプリングを実施する上でのデメリットについてご理解いただけたと思います。
ルートサンプリングは、デメリットを解消して行わないと売上を伸ばすどころか損失を招いてしまいます。
自社の商品の売上を伸ばすために、できる限りデメリットをつぶして行うようにしましょう。
他にも幼稚園・保育園イベントや幼稚園・保育園モニタリングを行っているのでぜひご覧ください。
株式会社エンジン
代表取締役 常盤 亮太
世の中の原動力となるような会社にしたい。
その想いから社名を「エンジン」と名付けました。
また、人と人の縁を大切にし、仁義を重んじること。
そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくこと。
そんな想いも込めています。
当社では、企業=人という考え方が根底にあります。
世の中の原動力となるような会社は当然ですが素晴らしい企業であり、
素晴らしい企業であれば、素晴らしい人間の集団であると思っています。