モニタリングは消費者のニーズを直接知る調査方法として、マーケティング業界では重要な手法の1つとされています。
しかし、モニタリングを企画する段階でしっかり目的を決めなければ思ったような成果を得ることはできません。
今回は、モニタリングの実施をお考えの担当者様向けに、企業がモニタリングを行う目的と、企画や調査を行ううえで押さえておきたいポイントをご紹介します。
企業がモニタリングを行う大きな目的は、「消費者のニーズを正しく把握すること」です。
商品やサービスを開発する際には、必ず目的やターゲットを定めてニーズに沿った企画を立てるかと思います。
しかし、開発された商品やサービスが、本当にユーザーのニーズにマッチしているかどうかは調べてみないと分かりません。
そのためモニタリングを行い、実際に消費者に商品やサービスを使ったときの感想や意見を集めて改善や新商品開発の参考などにします。
また、モニタリングで集めたデータを元に、効率的な販売方法や有効的な宣伝方法を見つけるといった経営戦略全体に活用できるという大きなメリットもあります。
メリットの多いモニタリングですが、手間やコストがかかる場合も多いので、しっかり目的や効果的な方法を決めて実施することが重要です。
ここからは、モニタリングの企画を立てるうえで、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
モニタリングの企画で一番重要ともいえることが、調査の目的を明確にすることです。
目的がはっきりしていなければ、どのような調査を行うのか、結果から何を導き出してどのように改善するのかといったその後の流れが不明瞭になります。
まず調査でどのような結果を得たいのかの目的を定めたうえで、その後調査で得られた結果をどのように活用するのかまでの道筋をしっかりと決めましょう。
事前に仮説を用意しておくと、実際の結果と比較がしやすくなります。
モニタリングの目的が決まると、今度は実際に調査を行う方法や集計方法などを考える必要があります。
モニタリングの方法はいくつかあり、調査する内容やターゲット層によって最適なものが異なります。
例えば、高齢者向けの商品のモニタリングであれば、ネットよりも郵送や電話での調査の方が回答しやすいでしょう。
調査の方法によってかかるコストも変わってくるため、予算を考慮して方法を決めることが大切です。
モニタリングでは、当然一定人数のモニターが必要となるため、モニターが集まらなくては調査の意味がありません。
企業によってさまざまですが、一般的にはモニタリングに協力してくれたモニターにはお礼として現金やポイント付与などを行います。
モニタリングはモニター側にも負担がかかるため、協力してくれるような募集方法を考えることも重要です。
いかがでしたでしょうか?
モニタリングを企業が行う目的としては、消費者のニーズを正確に把握して経営戦略に役立てることです。
メリットの大きい反面、思っていた成果が得られないといったリスクもあるため、モニタリングの企画は調査目的や効率的な調査方法などを考える必要があります。
他にも幼稚園・保育園イベントや幼稚園・保育園モニタリングを行っているのでぜひご覧ください。
株式会社エンジン
代表取締役 常盤 亮太
世の中の原動力となるような会社にしたい。
その想いから社名を「エンジン」と名付けました。
また、人と人の縁を大切にし、仁義を重んじること。
そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくこと。
そんな想いも込めています。
当社では、企業=人という考え方が根底にあります。
世の中の原動力となるような会社は当然ですが素晴らしい企業であり、
素晴らしい企業であれば、素晴らしい人間の集団であると思っています。