サンプリングは昔から行われているマーケティング手法の一つで、多くの企業が実施しています。
その中でも、食品業界がよく行う食品サンプリングとは具体的にどのようなものか分からない方も多いのではないでしょうか?
今回は、食品や薬品を取り扱う企業の担当者様に向けて、食品サンプリングとはなにか、メリットとデメリットをご紹介します。
食品サンプリングとは、食品を無料で配布し試食してもらうことで、実際に購入してもらえるようにするマーケティング手法の一つです。
そもそも商品のサンプリングとは、潜在顧客に対して無料・割引価格で商品の体験をしてもらうことによって購買意欲を高めるマーケティング手法のことを指します。
サンプリングに向いている商品は実際試してみて良さがわかる日常消耗品で、具体的には化粧品・飲料・食品・日用品などが挙げられます。
サンプリングを行うための手法について解説
サンプリングに適している商品とは?2つの具体例も紹介
食品サンプリングを行う大きなメリットとしては、顧客に実際に商品を口にしてもらうことで、パッケージなどからは分からなかった魅力を感じてもらうことができる点でしょう。
食品で一番重要な点は味ですが、パッケージ上ではなかなかその魅力は伝わりにくいものです。
そんなときは、サンプリングとして無料で試食してもらうことにより、食品のもつ魅力を顧客にダイレクトに伝えることができます。
食品サンプリングのデメリットは、手間やコストがかかる点です。
また、食品によってはターゲット層が定めづらく、場合によってはサンプリングを配布しても口にしてもらえず捨てられるというケースもあります。
サンプリングを行う段階で、ターゲットを絞る・企画をしっかり練ることが成功のカギとなるでしょう。
ここからは、実際に食品サンプリングを配布して成功した3つの事例をご紹介していきます。
キャンプ場の運営施設にて、BBQをしている人に向けて肉や野菜などの食材にマッチした香辛料のサンプリングを配布しました。
小分けにされており、その場ですぐ使えるという事もあり多くの人に気に入ってもらえました。
実際に味を感じてもらうことにより、多くの顧客の購買意欲を高めることができた事例となりました。
産婦人科で、妊婦さんに良い効果のある葉酸サプリサンプリングを提供したところ、認知度向上の効果を得ることができました。
元々葉酸サプリがどのようなものか分からない・飲むメリットを知らないという方が多い状況だったのが、葉酸サプリの認知度向上と商品の継続的な購買促進につながったそうです。
ジムで運動した後にプロテインのサンプリングを提供したところ、これまでプロテインを飲んだことのない人に興味をもってもらえました。
実際に運動後に試してもらうことで、筋肉増強や疲労回復を実感してもらえ、これまでプロテインを手にしてこなかった潜在顧客の購買意欲を高めた事例となります。
いかがでしたでしょうか?
食品サンプリングは、パッケージからは伝わりづらい味や効果を実際に試してもらえる方法となります。
他にも幼稚園・保育園イベントや幼稚園・保育園モニタリングを行っているのでぜひご覧ください。
株式会社エンジン
代表取締役 常盤 亮太
世の中の原動力となるような会社にしたい。
その想いから社名を「エンジン」と名付けました。
また、人と人の縁を大切にし、仁義を重んじること。
そして、円陣が組めるくらい、そんな人間の集団を創っていくこと。
そんな想いも込めています。
当社では、企業=人という考え方が根底にあります。
世の中の原動力となるような会社は当然ですが素晴らしい企業であり、
素晴らしい企業であれば、素晴らしい人間の集団であると思っています。